ピッコマ『ランプのアミーナ』第9話ネタバレ&感想

第9話 ネタバレ

陰謀とナナヒット河にまつわる女神

ビスマ
ビスマ

「私はただ近衛隊長として被害を食い止めるために質問させて頂いただけですので他意があると誤解なさらないで下さい」

錬金省は近隣に広まった話をまとめただけで詳しいで出処はわからないと話した。それに対してビスマは出処も分からない噂のために軍司令官を向かわせたのかと問いただす。

ジャカールは襲撃に関して不明な点が多いから出処確認を理由に責任を問う段階ではないからとビスマの発言を止めた。

ジャカール
ジャカール

「それにテス様は私生活においては俺の父親だ襲撃の事実を知っていたとしても藁にも縋る思いで向かっていただろうだからそのことに関して責めるつもりはない」

ジャカールの言葉を聞きほの暗く微笑むナディールは「・・・それが俺たち兄弟の気持ちだよ」と話した。

会議が終わりビスマとジャカールは通路を歩いていた。「近衛隊の予算を削減するという話が出回っている一方で錬金省の予算だけは拡大している・・・何を研究してるんだか」ビスマの言葉に「パーズは錬金術の本場だ支援を惜しむわけにはいかないだろう」とジャカールは言った。

ビスマ
ビスマ

「このままじゃ近衛隊は解体にまで追い込まれそうですよ とにかく暗殺団に関しては今後明らかにしていくべきかと・・・放っておけば宮殿にまでやってきかねません」

ジャカール
ジャカール

「クドゥスはバックに何人ついていようが関係ないと言っていたその通りだよ」

ビスマ
ビスマ

「明らかな候補は排除したいということでしょうかテス様が遭われた襲撃に酷似していますなのに誰一人として話そうともしない」

ビスマの言葉に私生児がテス様の座を狙って血眼になっていると騒ぐ人々を思いだす。

ジャカール
ジャカール

「・・・ナディールだって父の子だ根拠のない噂話だけで疑うわけにはいかない」

ジャカールの言葉にビスマは、「しかし最も恩恵を被っている人物でもあります根も葉もないうわさ話で妖精のうじゃうじゃいる地へ送り込むなんてあんなに苦労したのに何の収穫もなしというのが悔しいのです」と言う。

ビスマ
ビスマ

「あ・・・でも収穫がなかったわけではないですね司令官殿が女性をお連れになるとは・・・」

ジャカールはビスマの方に振り向き「口止めしたはずだが」と言う。「ええ西宮殿に広がることのないようしっかり伝えておきましたでも俺の目は誤魔化せませんよ!さてはそのために私を近衛隊長に任命されたのでは?」と笑う。

無言になるジャカ―ルに「西宮殿の女中の間ではもっぱらの噂ですよ誘拐されていたところをお救いになったとか?随分可愛らしいお方だそうですねぇ」とビスマは言う。

ジャカールが「視察中に出会っただけだ それに」と話していると前方からヤズミンが歩いて来てジャカールにのみ聞こえる声で「お目覚めになりました先程」と報告した。

ジャカールとの別れ際に「ところで先程の『それに・・・』の続きですが・・・」とビスマが聞くと「アナヒータのようだったと言おうとしたんだ」とジャカールは言う。

ビスマは「ああアナヒータですか・・・」と笑顔でかえすが・・・ん?アナヒータだって?と困惑するビスマ。

ビスマ
ビスマ

(アナヒータといえばナナヒット河にまつわる伝説に登場する女神の名前じゃないか あの女性がアナヒータのようだったって?)

ジャカールからの2つ目のお願い

目が覚めたアミーナは女中のクーシャから今いる場所がテス宮殿だと教えてもらう。「見ればすぐ分かると思ったのに・・・遠くで身を隠して暮らしてたってのは本当みたいねでもこれからはきっといいことばかりよ」と笑顔でクーシャはアミーナの髪をとかしながら言う。

トルラはアミーナの羽織物を着せながら「素晴らしい人に救われましたね服まで準備して頂いて後でお礼を言われてはどうですか?」と話した。「もうすぐ軍司令官殿がお見えになりますので私共はこれで・・・」まだ部屋に居たがるクーシャを連れてトルラは部屋を出て行った。もうちょっと話してたかったのに・・・と感じるアミーナ。

部屋の外からノックの音がしてドアが開く。ヤズミンに案内されてジャカールがきた。ヤズミンは立ち去ると「目を覚ましたと聞いて会いに来た」とジャカールが部屋に入ってくる。

アミーナ
アミーナ

「こうやって見ると本物の王族に見えるわね本当に王族の息子なんだっけ?」

ジャカール
ジャカール

「お前こそ見間違えたなここの服を着ただけでこちらの人間に見える」

アリア
アリア

「私も自分が自分じゃないみたいでも私がこんな服着てもいいの?」見るからに高そうな服ね・・・

ジャカール
ジャカール

「気にするなこの服は古着で大したものではない」

アリア
アリア

「誰か別の人が着てたってこと?」

ジャカール
ジャカール

「それは母の遺品だ今西宮中殿には女中の服以外はそれしかないからな」

ジーっとジャカールを見つめていたアミーナはジャカールが顔を上げたので慌てて視線をそらして「それでこれからどうするつもり?」と尋ねた。

ジャカール
ジャカール

「2つ目のの願いを叶えてもらいたい疲れているだろうが一緒に来てくれるか?一刻を争うんだ」

アミーナ
アミーナ

「今起きたとこだから平気よそれにさっさと終わるならそれに越したことはないわ」

2人が部屋から出るときに一度後ろに振り返るアミーナ。やっぱり私にはそぐわない世界だわ・・・早くランプの中に戻りたい・・・と思う。

住んでいた真珠宮殿へ

「父は現在中宮にいる直接見て判断してもらいたくてお前を連れて来たんだ」とジャカールが歩きながら言う。アミーナが手を雨除けにするとジャカールが上着をひろげ雨をふさいでくれた。「・・・ありがとう」とお礼を言うアミーナ。

2人が建物に着くと「ここが中宮だ」とジャカールが言う。アミーナは何かに気づきドクンドクンと感情が高ぶる。テス宮殿中宮の中を見つめるアミーナ。

アミーナ
アミーナ

(ここは・・・真珠宮殿!?)

第9話 感想

ジャカールが言っていたアナヒータってナナヒット河の女神のことだったみたいですね。素面でこんなこと聞いたビスマの戸惑いはとてもわかりますねwww真面目な顔で何言ってんのって感じになります。

意図せずに元いた場所に戻ってきたアミーナですが次回も気になりますね。

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