ピッコマ『小説の中の悪女皇帝になった』第30話 ネタバレ&感想

第30話 ネタバレ

ユリア
ユリア

「お前のような市政に明るい者がこんなところにいるだなんて・・・実にもったいないお前もそう思わないか?」

スチェータ男爵
スチェータ男爵

(皇帝に認められたのか?いや試されているだけかもしれない。焦ってはいかん)

(皇帝は当分この地に滞在するんだ。今日はその一日に過ぎないぞ。すぐがっつくとあからさまに見えるかもしれんここは謙虚な態度を取らないと!)

「ここスチェーテもまた陛下が治めている帝国の領地の一つです。ここも大事な土地だと考え誠心誠意管理しております」

スチェータ男爵(くぅ~我ながらいいセリフだ!)

「お前は有能な上に謙虚だな」

ユリア(媚を売るのにかなり慣れてるわね関心するわ)

「謙虚だなんて恐縮です」

「お前のおかげでこの食事もより美味しそうに見える。この者らは常に私に仕えていながらも機嫌を伺うことなんてできないのにな」

ユースト「・・・・・・」

「公爵も陛下を想っての行動でしょう」

スチェータ男爵(皇帝に忠誠を誓っているように見せながら彼らの悪口も口にしない我ながら完璧すぎる返答だ!)

「・・・・・・実に楽しい夜だ。療養する場所をここにして正解だったな」

「光栄でございます!」

スチェータ男爵
スチェータ男爵

(やはりフェーズ公爵が処刑されたのは他に理由がありそうだな!)

(俺の言葉に喜び彼らが口を挟むと機嫌が悪くなる。どう見ても今の皇帝はさほど賢明そうには見えないんだが・・・)

パリンッ

「いい加減やめないか!お前たちは私にゆっくりと食事もさせないためについて来たのか!?」

ユリアがユースト達を怒る。

「「・・・・・・」」

スチェータ男爵(あれはガラス職人にオーダーしたグラスなのに・・・!・・・・・・いやっこんなガラスもう何十個も買えるんだ!皇帝は俺をかなり気に入っているようだし・・・)

「陛下・・・許可さえいただければ3日後に舞踏会を開こうと存じます」

「舞踏会?」

「はい。首都では社交界シーズンに入ったと聞きました」

「はぁ・・・首都にいるものはうるさいだけだな」

ユリアの言葉にスチェータ男爵がハッとする。

(・・・いや舞踏会が嫌だとは言ってないぞ)

「エンビダ伯爵の領地にいる貴族のみを招待する予定なのでゆっくりお過ごしいただけるかと・・・」

「ふむ・・・」

(いいぞ興味を示したな。俺が主催する舞踏会に皇帝が来れば・・・間違いなくエンビダ伯爵は悔しがるだろうな)

「いかがですか?」

「・・・・・・」

スチェータ男爵の提案にユリアは少し考え、ふっと笑った。ワインを一口飲みグラスを置く。

「悪くない!今年の社交界はスチェーテで幕を上げるのもいいだろう」

「・・・!誠に光栄でございます!最善を尽くし準備いたします!」

(エンビダ伯爵の悔しがる顔が目に浮かぶな)

「陛下は狩りもお好きだと聞きました」

「・・・」

男爵の言葉にユリアがユーストを横目で見た。ユーストがコクっと頷く。

「ふむ」

スチェータ男爵
スチェータ男爵

(・・・?あの2人のせいで迷っているのか?)

「スチェーテの冬山は美しいと評判です。その絶景と共に狩りを楽しむのはいかがでしょう」

「ほお」

「それに剣と弓を操る陛下のお姿はとてもお美しいと聞きました。どうかこの私にもその姿を拝むチャンスをくださいませんか?」

「ふむ・・・そんなに見たいのか?」

スチェータ男爵(かかった!)

「陛下、帝国民が苦しんでいる時期に舞踏会を開いては民心が・・・」

「うるさいユースト!」

パリンッ

ユリアがナイフを皿に突き刺して割った。

「お前たちは私を守るために来たのではないのか?なのに私の機嫌を伺うどころかくだらないことばかり言うとは・・・」

ユリア
ユリア

「いいではないか。せっかくお前が提案してくれたんだ無視しすることはできん期待しているぞ」

第30話 感想

ユリアの迫真の演技でした。ユーストたちも可哀想でしたがグラスや皿を割られたスチェータ男爵にも少し同情しますねwwww

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