ピッコマ『悪党のお父様、私と結婚してください♡』第37話 ネタバレ&感想

第37話 ネタバレ

(普段から何を考えていらっしゃるか読めないお方ではあるが・・・なぜ急にこんな本をお探しになるのだろうか?)

『世界の境ユーデタとレモルディ』、『暗黒との繋がり』、『大陸の混乱期死んだ者たちの時代』などの本を運びながら考える。

扉を叩くとエウレディアンから「入れ」と御声があった。

「お探しの本をお持ちしました」

「そこに置いてくれ」

「はい陛下。アゼキエヌは今回もこちらの提案に応じないと申していますか?」

「ああルボブニとの交渉が一段落したら今度はアゼキエヌだ」

「そうですね・・・まさかアゼキエヌが魔鉱石の手数料を引き上げると通告してくるとは・・・ルボブニの通行料引き上げを支持したのも自分たちは交渉を有利に進めるためでしょう」

「今まで何度か目をつぶってあげたせいかベルゴットを完全になめているようだ」

エウレディアン
エウレディアン

(ライガー平和同盟の守護国という名声はルボブニに奇襲攻撃を仕掛けたことでひびが入って久しい。いっそのことアゼキエヌまで一気に攻め込むのも悪くないのだが・・・)

「何かあったらまた呼ぶから戻って良い」

「はい陛下」

(ルボブニの姫のためにもそこまで極端なことをしたくはない。それにもう一つ気になる点がある)

エウレディアン
エウレディアン

(異常なまでに大人しい魔塔の陰の実力者・・・ユゲール広場に結界石をばら撒いた犯人も捕らえたし念のため姫が不在の時にベルック宮殿をもう一度点検したがやはり何かを仕掛けた痕跡はなかった。

しかしだからこそ余計に疑念が拭えない。私の隣を女が通り過ぎることすら許さなかったエルラドがルボブニの姫に何も手を打っていないはずがないからな。

なぜあの日エルラドはベルック宮殿の前にいたのだ?)

「これまであの女がしてきたことを考えると何らかの動きが見られてもおかしくないのだが・・・」

『さっきはあのビー玉に引き寄せられたんです!まるで・・・触ってくれって引っ張られるような感覚でした』

エウレディアンはエレニカの言葉を思い出す。

エウレディアン
エウレディアン

(今まであの女の目的は皇后になり魔塔の自治権を獲得することだと思っていた。しかし・・・)

『人を惑わす魔法もあるのか?』

『人間の精神に入り込める魔法は存在しません。この私ですらそのような魔法は未だかつて扱ったことがありませんので・・・』と魔塔のロシェルが話していた。

(ロシェルの話を信頼できないとしたら―—魔塔全体を疑わなければならないことになる。ベルゴットの魔塔が決して許されない暗闇に根を下ろしていると・・・だがそんなはずはない。いくらなんでも考えすぎだ。魔力を帯びているとはいえただの石ころに過ぎない魔鉱石が人を引き寄せられるわけがないからな。ただの戯言だと無視してしまえばいいのだが・・・妙に青ざめた顔色と活力を失った姿を見ていると安易に看過できない。

いつからこうなってしまったのだろうか?一体いつからルボブニの姫をこんなにも・・・)

エウレディアンが持って来てもらった本をペラペラとめくっていると本に花が挟まっていた。

「・・・・・・?」

(花?)

「お父様ぁぁ!!」

「?」

外からエレニカの大きな声が聞こえた。窓から下を覗くと

エレニカは「あっ、一発で成功したぁ。お父様~お時間いいですか?」と手を振り微笑む。

******

「姫」

「来てくれたんですね!」

エレニカ
エレニカ

「陛下!わたしと結婚してください♡」

・・・結論から言うと

「初めて出会った瞬間から陛下のことをと~っても愛しているからです」と話したエレニカに「私は姫を愛していないが」と言われ秒で振られてしまった。

「こんなにカワイイ女を逃しちゃっていいんですか?」

「ああ。彼女を愛そうと努力しているところだ愛のない結婚ほど悲しいものはないからな」

容赦なく・・・無惨に・・・

******

「ソルレアを愛そうと努力してる?一体なに考えてんのよあの男は!!ソルレアのこと警戒してるんじゃなかったの!?まさか本気じゃないよね?」

エレニカ
エレニカ

(てゆーかわたし・・・どんだけ恋愛対象にされてないの?)

「姫様!一体どういうことですか!?まさか陛下に恋心を抱かれていたとは・・・!」

「あはは・・・」

「・・・いや正直、全く予想していなかったわけではありませんが他国の王族ともあろうお方がいくら何でも大胆過ぎます!」

(予想してたんだ・・・)

「王族って言ってもどうせ——・・・」

「もう少し王族としてのプライドを持ってください!!それにエルラド嬢の耳に入ったらどうするつもりですか!?すでに社交界でも陛下と姫様の噂が広まっているというのに・・・」

「おっナイス!」

「ナイスじゃありません姫様はエルラド嬢がどんなに恐ろしいお方かご存じないからそんなことが言えるんです!」

「・・・知ってるつもりですけど?」

(この世界の誰よりもね・・・)

「とにかく心配しないでください何かあったらラウルス様が守ってくださるはずだから!」

『そんなことを言った覚えはないが?』

「わたしが地獄に連れて行かれても黙って見ているつもりですか?」

エレニカがコソっとラウルス様に尋ねる。

『地上のことに介入できないと言ったはずだ魔力と関連があるならなおさら・・・だから自分の力で頑張って生き延びなさい』

(協力してくれるって言ったじゃん!)

『まあ・・・とりあえずピンチの時は神殿に逃げて来なさい君が恐れる者たちは入れないからな』

「さすが神様その手がありましたね」

エレニカ
エレニカ

(わたしには自分を守る力なんてないからソルレアを避け続けて生き延びるしか・・・幸いソルレアは皇城への出入りが制限されてるから大丈夫———じゃなかった!!

なんでソルレアがここにいるの!?)

第37話 感想

本に挟まっていた花は結局なんだったのか気になるところですね。何か意味がありそうですが。そしてソルレアがまたまたエレニカの前に現れたようですね。

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