ピッコマ『悪女は砂時計をひっくり返す』第28話 ネタバレ&感想

悪女は砂時計をひっくり返す

第28話 ネタバレ

ミエールの侍女、エマは旦那が多額の借金を抱えたまま自殺した。貴族の爵位を捨てることにしたが借金が減ることはなかった。ロースチェント家で雑用を始め、ストレスに耐えきれず生まれるはずの子供も失ってしまう。

そんな時、生まれてくる子の世話をして欲しいとの御声があった。こうしてすぐに上級侍女として雇用されたが・・・

伯爵夫人はミエールを残して出産中に亡くなった。

エマ
エマ

(あなたのお世話をするのが私の仕事。

ミエールは私の子・・・なにがあっても幸せでいてほしい・・・)

******

ミエール「本当に美味しいです」

イシース「たくさんいただいていいのよ」

「でも・・・その・・・もうすぐいらっしゃるので・・・」

「あ~お嬢様ともっとお話したくてオスカーには時間を遅く伝えているわ」

「あっ・・・!私も公女様とお話できて光栄です!」

エマ
エマ

(そのために私は彼女を全力でサポートする。身分にマナーそれに顔立ちだって問題ない。それから私を気遣いながらはっきりと気持ちを表すところも。

オスカーは扱いにくい人を結婚相手に選ばない。あなたはすべての条件が揃っているのねミエール)

「なかなかお会いできず少し寂しく思います・・・」

「いくら忙しくてもお嬢様に寂しい思いをさせるなんて・・・注意しておきます」

「そんな・・・私がなにかサポートできればいいのですが・・・」

「そんな心配は必要ないわ。必ずお嬢様と婚約すると思うから」

「本当ですか?」

「もちろんよ私がそれを望んでいるもの」

「そうですね!公女様が望んでいるなら!」

エマ
エマ

(イシース公女様は・・・皇家の次に権力をもつ貴族プレデリック家の権力者である。賢くしたたかなため多くの人々から支持されている。すでに皇太子妃になるという噂も出ているほどだ。家族となればもうミエールを攻撃できる相手はいなくなる)

「来たのね」

「・・・・・・どうしてお嬢様が・・・」とオスカーが言うと、イシース公女はフッと笑う。

「お久しぶりですお疲れのようですが大丈夫ですか・・・?」

「あぁ・・・大丈夫です」

「でも私が・・・」

「ミエールお嬢様はなにもしなくていいですよ」

「まぁ未来を共にする相手に対してなにを言っているの?」

「まだ婚約はしていません」

「そうね。あなたはもうじき成人だけどお嬢様はもう1年待たないとね」

「・・・・・・」

「そろそろしっかりしなさい」

「許してくれるかしら?」

「大丈夫ですよ~この場にこられるだけで嬉しいです」

ミエール
ミエール

(あの売春婦たちはいないからプレデリック ミエールになって平和に暮らしていくのよ。過去は忘れて・・・

あぁ・・・!数年後にはこの光景も当たり前のように感じるのね・・・)

******

ミエールが帰ると、イシースは「関係を大切にしなさいと言ったはずよ」とオスカーに言う。

「でも・・・」

「私が皇太子妃になってからも続くんだから。貴族はまだ勢力が足りないから協力しなきゃいけないの。力のある貴族からの支持が必要なのよ。私のおかげでこの国が成り立っていることはあなただってわかっているはず。身分をわきまえなさい。私はプレデリックの平和な未来を願っているわ。それとも・・・あの噂は本当なの?」

「なんのことですか?」

「目をみて答えてちょうだい。あの売春婦の娘が気になっているという噂を聞いたわ」

イシースの言葉にギクッとするオスカーに

「ふ~ん・・・」

イシースは手のひらでオスカーの頬を叩いた。

イシ―ス
イシ―ス

「伯爵が売春婦と再婚したと聞いて驚いたけど・・・

人を振り回すのがお上手なのね」

「違います・・・」

「心配ないわ。問題が発生したら・・・解決すればいいだけよ。あなたは弱者を気にかけるクセがあるから自分の立場をわきまえたほうがいいわ。あなたはプレデリックを引っ張っていく人なんだから」

「それはお姉様の・・・僕は・・・」

「わかるでしょ?私の考えに不満でも?そんなことしていたら・・・」

「彼女はなにも悪くありません!」

「でしょうね私だって罪のない人間を罰したりしないわ。彼女がなにかしでかす前に自分の気持ちに正直になりなさい」

「正直に・・・?」

「いままで寂しい思いをさせたから・・・今後はそんな思いはさせないと手紙を書いたらどうかしら?ミエールお嬢様に

あなたはセンスがないからプレゼントは私が選ぶわ。あなたのために・・・進むべき道へ案内してあげる。道を間違えないで。期待しているわ」

「・・・・・・」

オスカー
オスカー

(彼女は・・・なのも悪くないのに)

******

「お嬢様~!オスカー様からお手紙です!!」

「え?まだ返事も出していないのに?」

「お2人はもうそういうお関係なんですか~!?みんなオスカー様はアリアお嬢様がお好きなんだと言っていますよ!この前のドレスのプレゼントだって~」

「そんなことになったら私は悪女みたいじゃない。妹の婚約者に~」

「オスカー様が惚れただけであって奪ったわけではないじゃないですか~」

手紙を読むアリア。

「お嬢様・・・?どうかされましたか?」

手紙には、卒業が近いので手紙のやり取りは難しくなりそうですと書かれていた。

「お嬢様・・・?」

第28話 感想

侍女のエマの話がありました。少し病んでそうなキャラみたいですね。

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