ピッコマ『悪役が施す美徳』第27話 ネタバレ&感想

第27話 ネタバレ

「私に興味があるとおっしゃったのは・・・」

ジンジャー
ジンジャー

(どういう意味で・・・ですか?)

「おまえ・・・何を期待してるんだ?昨日も言ったが塔から出てきて会った人の中で一番変わっているから興味が湧いただけだ」

イザナはジンジャーから顔をそらし頭を軽くトンッと叩いた。叩かれたジンジャーは頭をおさえながら(何それ・・・異性としてじゃなくて私が変人だから?でも興味を持ってもらえるならいっか。理由がなんであれ惹きつけられるってことだもん。イザナあなたは今私に惹きつけられてるわ!)とめげずにまたまた見つめるのだった。

「おまえが俺に望んでいる興味というのは・・・生姜令嬢がキース公子に抱いていた興味と同じものか?」

「はい・・・?」

「今はこうなったが婚約を決めたときは相手に好感を抱いていたはずだ」

「はい・・・かつては彼がすべてでした。だけど今は違います・・・」

******

【ジンジャー回想】

たしかにキキのことが好きだった。熱烈とまではいかなかったけど・・・

「風邪になびく髪っていいよね」とキースが話してからは彼の言葉ひとつで髪を毎日おろしていたほど。

ジンジャー
ジンジャー

(どんなに辛いことがあってもキキとなら乗り越えられるって思ってた。それが過去の私がキキに抱いて思いだった。今の私がイザナに望んでるのは・・・)

******

「生姜令嬢は思ったより惚れっぽいんだな」

イザナがクスッと笑う。

「・・・今の読まれちゃいました?」

ジンジャーはしまった!と思い恥ずかしそうに頬を赤くする。

ジンジャー
ジンジャー

(なんだか虚しい・・・数カ月前までキキのことが好きだったのにこんなにも簡単に心変わりしてしまうなんて・・・イザナもいずれ私への興味を失ってしまうんじゃ)

落ち込み下を向くジンジャーにイザナは頭に手をポンッとおき「落ち込むなんて生姜令嬢らしくないそんな暗い顔しないでくれ。君の魅力はその中毒性にあるのだから」と慰めた。

「それも・・・褒めてくださってるんですよね・・・?」

「もちろんさ最高の褒め言葉だ。そろそろ帰る時間だ」

「えっ・・・もう少しだけ一緒に・・・」

「ダメだ俺は今日忙しいおまえの母親も心配してるはずだ」

「は~い・・・それじゃそろそろおいとまします」

(ママは私が陛下のところから帰ってこない方がよろこぶと思うけど)

「陛下それでは失礼しま~す・・・」

ジンジャー
ジンジャー

(帰りたくな~い・・・せっかくお泊りしたのに次はどんな理由をつけて会いに来よう)

ジンジャーがしぶしぶ帰ろうとした時、イザナから「待って」とお声があった。ドアの取っ手にのばしていた手を掴まれ引きとめられる。

「陛下・・・?あの・・・」

イザナは来ていた上着を脱いでジンジャーに羽織らせた。

「誤解するな。おまえが寒そうだから貸してやるだけだ」

(・・・どうしましょう?私もう誤解しちゃいました!)

ジンジャーは目を輝かせてドキドキする。

「はぁ・・・おまえには本当に敵わない。ほらもう行って」

「ララに家まで送らせる」

******

イザナはジンジャーが帰った後、ジンジャーの言葉を思い出していた。

『私に興味があるとおっしゃったのは・・・どういう意味で・・・ですか?』

イザナ
イザナ

(興味・・・俺の力について知ってる女に興味を持たずにはいられなかった。わかりやすすぎるあの態度も新鮮だ)

『あーやっぱクッソイケメ・・・!ぐぉーっ!!ダメダメ何も考えるな!!』

(ああいうところがかわいかったり・・・)

『イザナあなたは今私に惹きつけられてるわ!』

******

「こんなにドキドキさせておいて帰らせるなんてひど~い」

ジンジャーはブーブー言いながら馬車の前まで歩く。

「ジンジャー様お待ちしておりました」

「ありがとうララ」

ジンジャー
ジンジャー

(んっ・・・?なんだか妙な感覚ララに何か言いたいことがあったような)

「私の顔に何かついてますか?」

「えっ?あっ・・・いえ・・・私はただ・・・ララに何か言いたいことがあったような気がしたのに思い出せなくて・・・」

「言いたいこと・・・ですか」

「こうすれば思い出せるかもしれません」とララは言い指をパチンッと鳴らした。

「はい・・・?」

ジンジャー
ジンジャー

(あっ!!腕輪が!)

腕輪がパァーッと輝く。ジンジャーは思い出した。

『陛下がお読みになってもいいように私に関する記述はすべて取り除いてあります』

『・・・私の本名はハメル・ブレイ。ジンジャー様あなたはそれをご存じですね』

(どこかから記憶が・・・ハメル・ブレイ!)

「思い出しましたか?」

「ハメル・ブレイ!そうだわ!陛下にあなたの話をしようとしたのに!」

「腕輪がよく効いたようですね」

「はい・・・陛下の前ではあなたのことを何も思い出せませんでした」

「悪気はありませんのでお許しください」

「ララ・・・いえハメル昨日の話の続きをしてください」

「約束通りジンジャー様の知りたいことをお話いたします」

「うちに上がっていきませんか?」

「わかりました」

ジンジャー
ジンジャー

(ハメル・・・あなたの謎を暴いてみせる!)

第27話 感想

かなり気になるところで終わった感じですね。ハメルは何者なのか・・・!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください