ピッコマ『悪役が施す美徳』第23話 ネタバレ&感想

第23話 ネタバレ

「昨日お話した本です」

「幽閉された王子と侯爵令嬢・・・か幽閉された王子というのは俺のことか?小説の登場人物らしい呼び名だな」

「本もお渡ししたことですし私はどうすればいいですか?」

「読むまで待っていてもいいし帰ってくれてもいい好きにしてくれ・・・」

「では隣で待ってます」

「わかった退屈なら途中で帰ってくれていいから」

「はいっ!」

ジンジャー
ジンジャー

(最後まで読んだらなんて言うだろう?これを読んで何も感じないわけがない・・・実在する人物が出てきたり実際に起きた過去について書かれてるんだもん。

レラジエとの恋は・・・?すべてを知ってもレラジエのことを好きになれるかな?ううん好きになったのはレラジエの正体を知らなかったからよ。

本を貸すのは不安だったけどやっぱりイザナにはすべて知ってもらった方がいいのかも)

イザナが読み終えるのを待っていたジンジャーだったが、徹夜していたせいでそのまま眠ってしまった。

******

「う~ん・・・」

(どうしてこんなに真っ暗なの?今何時?こ・・・ここは・・・?)

「あっ」

「陛下・・・?」

「やっと起きた」

「あの・・・私・・・いびきかいたりしてませんでしたか?」

「否定はできない」

(最悪だ・・・そんなに爆睡しちゃったの?それより・・・ここってイザナの部屋?私が寝ちゃったから連れてきてくれたのかな?)

キョロキョロと見たジンジャーは(ひょっとして・・・お姫様抱っこでここまで!?うわ~そうだったらいいな!)と考える。

「ところで陛下どうしてこんなに真っ暗なんですか?ランプをつけてもいいでしょうか?」

イザナ
イザナ

「いいや、やめてくれ。明かりをともすとおまえの目が見えてしまう・・・そうなると心が読めてしまうから」

ジンジャー
ジンジャー

(そういえば小説の中のイザナは庭じゃなくてずっと闇の中にいた。人の心が読めない唯一の空間だったから闇だけが彼に許された唯一の安らぎ・・・)

「その通り俺が唯一安らげるのは暗闇の中。誰が書いた小説か知らないが俺のことをよく知っているようだ」

(暗くて顔がよく見えないけど声が寂しそう・・・手を握ってあげたい・・・)

ジンジャーがイザナの方へ手を伸ばす。

イザナ
イザナ

「なっ・・・何しているんだ!?」

ジンジャー
ジンジャー

「えっ!い・・・今の手じゃなかったんですか!?」

「そ・・・そこは太ももだ!」

「ふ・・・太もも!?あっごめんなさい!私としたことが陛下のお身体に・・・」

(手にしては大きいと思ったのよ!)

「私はただ励ましの意味で陛下の手を握ろうと思っただけです・・・」

「はぁ・・・生姜令嬢おまえはまったく・・・」

「まさか今ので処罰したりしないですよね?」

「故意だったならそうしたいが・・・」と頬を染めた状態でイザナは睨む。

(・・・故意ではなかったけど触ってみたいとは思ってたかな)

「・・・じゃなくて!こ・・・故意で陛下のふ・・・太ももを触ったりするわけないじゃないですか!」

ジンジャーは顔を赤くしながら言う。

「・・・おまえならやりかねない」

「今すぐ明かりをともして本心を読んでしまおうか?」

「それだけはやめてください!!お願いです!」

イザナはクスッと笑い「本当におまえには敵わない」と言う。

「ほら」と手を差し出すイザナ。

「はい?」

(なさか・・・)

イザナ
イザナ

「おまえが探していた手はここだ」

ジンジャー
ジンジャー

(イザナが私に手を差し伸べてくれたの?)

ジンジャーはイザナと手を繋ぎ「陛下の手・・・温かいです」と話す。

「・・・この部屋が少し暑いからだ」

ジンジャー
ジンジャー

(イザナと出会ってからまだ日は浅いけど会えば会うほど惹かれていく。このまま・・・小説の中の私みたいにイザナに恋をしてしまうのだろうか?恋はいつも突然やってくる)

ジンジャーがイザナの手をモミモミする。

「生姜令嬢・・・何してるんだ?」

「陛下がくださった機会満喫しておこうと思いましてカップル繋ぎ~!」

「はぁ・・・俺の負けだ今日はずっとおまえのペースに巻き込まれている」

「巻き込まれてくださってありがとうございます」

ジンジャー
ジンジャー

(小説の中ではレラジエを愛したイザナ。現実のイザナは誰を選ぶんだろう?小説を書くように運命の相手を自由に決められたらいいのに・・・

彼の心が向かう先をペン先一つで決められたらいいのにな)

第23話 感想

イザナとジンジャーの関係が進展しそうですね。イザナがとても可愛かったです。

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