ピッコマ『ある継母のメルヘン』第8話ネタバレ&感想

第8話 ネタバレ

日常と異変

メイドのグウェンを凝視するシュリー。グウェンは「あのぉ・・・そのように見つめられますと気になって仕事が手につかないのですが」と困った様子だった。シュリーはグウェンに何か隠し事をしているでしょう!?と問い詰める。

シュリーの言葉に「私が奥様に何を隠すというのですか?」とグウェンは言う。気のせいかしらと思いなおすシュリー。

グウェン
グウェン

「何か気になることでもございましたか?」

シュリー
シュリー

「確信があるわけじゃないのでも・・・」

寝込んでいる間、ロベルトが頻繁に報告してくれていたにもかかわらずどこか釈然としない部分があったと感じるシュリー。やけに使用人たちが部屋に入ってきていたのだ。昨日のルクレツィアとレイチェルの様子を見て不安がさらに確かなものとなった。間違いなく何かが起きている。

シュリー
シュリー

「・・・他のことは分からなくても家の雰囲気が変わってしまったことは分かるものもう少し調べてみないと・・・ん?」

グウェンが見つめていることに気づいたシュリーは「今度はグウェンの方が私のことを見つめているじゃない」と話した。

病み上がりに外へ出てはしゃぐシュリー。「そう言えば前も今くらいの時期に子供たちと一緒に遊んだことが・・・」あると思い出した。雪が積もるなか、小さな雪のお城を見つけたシュリーはもう遊んだのねと笑った。

以前は立派な雪のお城をレイチェルたちと作ったが、エリアスが全てを破壊してしまった。その後双子が八つ当たりして大変だったことを思い出すシュリー。よく考えたらそんなに良い思い出でもなかったなと声にだす。後ろからエリアスが現れ「俺が何だって!?」と飛び出してきた。あらそこにいたのねと誤魔化すシュリー。

エリアスは「ごまかすんじゃねぇ!!勝手にさわるな!レイチェルとレオンが作った城だぞ!!」と怒る。エリアスの言葉に私が関わるとそれまでなかった兄弟愛が突然生まれるのよね・・・とシュリーは思う。

シュリー
シュリー

「・・・今日も元気いっぱいねエリアス気持ちの良い朝ね」

シュリーがニコッとエリアスに笑うとエリアスの予想図から離れたシュリーの対応に驚きエリアスは焦りと戸惑いで結局、双子が作った雪の城を「目障りなんだよ!!偉そうにすんな!!お前も俺がこの城みたいに・・・!!」と破壊してしまった。そこへジェレミーが来てエリアスの頭を剣で叩いた。

「朝から騒がしい訓練場まで響いていたぞ」とジェレミーは言う。涙目で「何で殴るんだよ兄貴のバカアホタコ」と怒るエリアスは仕返ししてやるからな覚えてろよ~と捨て台詞と共に逃げる。「はあ・・・あいつの思春期は一体いつになったら終わるんだろうな」と言うジェレミーの言葉に経験上きっと永遠にと思うシュリー。

「鍛錬中だったの?」とシュリーが言うと「ああもうすぐ皇室騎士の叙階式だからな」とジェレミーはこたえる。ルクレツィアが探していることを聞いたシュリーは屋敷に戻る。

レイチェルと社交界

ルクレツィアは「ヴァレンティノによると少し気性は荒いけれどエリアスも兄に似て剣術の才能が抜きんでていると褒めておりましたわ」と話す。意外と真面目に教えているのかしら・・・?と思うシュリー。

ルクレツィア
ルクレツィア

「そしてレイチェルも!マダム・ルアゼルと話したのですけれど仔馬のようなおてんばさもすっかり息を沈めたそうで夫人と私そしてレイチェルも一緒に社交界に出る日もそう遠くはありませんね!

と~っても楽しみですわね!?」

シュリー
シュリー

(・・・・・・?社交界?)

「レイチェルに社交界デビューはまだ早いと思います授業の意図もただ簡単なマナーを学ぶことでしたし」と話すシュリーに

ルクレツィア
ルクレツィア

「マダム・ルアゼルは令嬢たちの礼節教育において非の打ちどころのない名声と人望と学識のある方!そんな方が認めて下さったのですから少しでも早く社交界に顔を出すべきだと思われませんか?」

「評判高いあのハインリッヒ公の令嬢も同い年の令嬢たちよりも一足早くデビューされたのですよ!」と語るルクレツィアは「レイチェルにも充分可能だと思いますわ!」とシュリーに話す。

ルクレツィアは貴族社会の人脈の中心人物で社交の集まりにおいてすでに大きな影響力を持っていた。それに比べると私の社交界での立場などないに等しいレベル。レイチェルの性格を考えると確かにルクレツィアと一緒に社交界での地位を確保する方が遥かに有利だろう でも・・・

シュリー
シュリー

「ご提案は感謝いたしますがやはりレイチェルにはまだ時間が必要だと思いますあの子のデビュー時期は私が充分に検討してから決定いたしますわ」

密会

真っ暗な屋敷の中で蝋燭が灯る部屋があった。部屋からひそひそと声がする。

「・・・確かに簡単に動揺していた以前の姿は影も形もないな」

「いつまで待たなきゃいけないんだ?教師の真似事なんてもううんざりだぜ」

「そうね」

部屋にはヴァレンティノとルクレツィアがいた。

ルクレツィア
ルクレツィア

「身の丈に合わないものを手に入れようとすることがどれだけ恥さらしなことか よぉ~く教えてあげようと思ったのに!」

椅子にふんぞり返って座るルクレツィアは思ったより時間はかかりそうだけどどうせ結果は同じだもの

誰にも気づかれないように丸飲みにして差し上げますわ夫人

悪巧みをするルクレツィアのせいなのか夜遅くまで仕事をするシュリーは暗い部屋で一人くしゃみを盛大にしていた。

第8話 感想

最後に出て来たルクレツィアが本気で怖かった。顔が怖すぎでしょ・・・レイチェルとレオンがトイレと間違って部屋を覗いたら悲劇でしかなさそう。

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