第6話 ネタバレ
突然炎に囲まれるイサナ。火を起こすため、こすっていた木は何の変化もなく周りが燃えている。イサナは焦るが何故か火の輪はこれ以上広がらない。
「うああっ!くそっ一体何匹いるんだ?やってもやってもキリがない!やはりこの近くに魔女がいる!本能的に魔女を守ろうと集まってるんだ!」
剣を持った男と怪しげなローブをかぶる男たちが狼に襲われていた。
イサナはその男たちに声をかけるが
「うるさい!さっさとイサナだかイワナだかを探せ!坊っちゃんがゾッコンのクソ魔女だ!」と騒いでいた。
「捕まえたら突き出す前にこっそり・・・」
男たちの不穏な言葉にケツでも噛まれてろと思うイサナ。すると狼はイサナに従うようにその者たちに噛みついた。散々狼に痛めつけられた男達は逃げ帰り狼もいつの間にかどこかへ消えていた。周りの火も勝手に消えている。
「木も草も燃えてない・・・」
まるで魔法みたいとイサナは思い私って魔女なのかな・・・と考えていた。
鳥の鳴き声がするなか皇太子は目が覚める。隣には皇太子に寄りかかり眠るイサナがいた。解毒に使った野草を見た皇太子はイサナに助けられたことを知る。
「『命の恩人』か・・・」
その頃、家族の夢を見ていたイサナは泣きながら目を覚ます。
「夢か・・・ここは・・・どこ?」
目を覚ますとそこは豪華なベッドやシャンデリアなどがある豪邸だった。
第7話につづく
第6話 感想
火を起こし狼をも操るイサナは果たして何者なのか?