ピッコマ『ありふれた転生女子の事情』第16話 ネタバレ&感想

第16話 ネタバレ

「今お召しになっている婚約式のドレスととても合ってますよ!」

「まさかこれって公爵様が作ったやつ?」

バレリーが尋ねると「いいえドレスは元老院で準備なさったものです。殿下の贈り物に合うように一つ一つ慎重にご注文なさったと・・・」専属メイドのシニアがこたえる。

(余計なことしてんじゃないわよ元老院!)

「とてもお美しいです!」「さぁでは殿下のところに参りましょう!」

騎士たちが楽しそうに言う。

バレリー
バレリー

(そうよ・・・今日は予行練習だけに集中しよう。今を生きなきゃ死に関することは忘れよう忘れるのよ)

バレリーが騎士2人とメイドを連れて歩いていると、セレニアとビクトールがいた。

セレニア「婚約式の予行練習に行かれるんですねドレスがとてもよくお似合いですよ」

バレリー「あ・・・温かいお言葉誠にありがとうございます。わ・・・私はこれで失礼します!」

「ちょっと待って!この間、私が招待したこと覚えているでしょう?お忙しければ私がそちらの都合に合わせますから!お待ちしてます!」

バレリー
バレリー

(ヤバい次元移動について何か聞こうとしてるんだ。あのとき余計なことを言わなきゃよかった・・・!なんて言ってごまかそうか?)

「で・・・では失礼します・・・!」

「ボルシェイク様と何かあったんですか?」

ビクトールがセレニアに尋ねた。

「・・・別に何も。ただ私はいつも人とうまく付き合えないんです。ビクトールもカイロスのところに行くんじゃなかったんですか?」

「あっはい・・・」

「ボルシェイク令嬢と一緒に行かないと!本を持ってくれてありがとう。私は部屋に戻りますね」

「はい。では・・・」

セレニア
セレニア

(そう私はもともとこんな感じだった。前に生きていた世界での師匠も・・・)

******

【セレニア回想】

セレニア「え?山のふもとに降りるんですか?」

師匠「そうだ。今まで私たちは山の中だけで暮らしてきたがそろそろ山のふもとに降りる時が来たようだ。愛蘭、世の中には様々な人間がいるのだ常に気をつけなければならないぞ」

「?」「師匠こそ気をつけてください。お茶も満足に淹れられないのにふもとに降りていってどうやって人と付き合うというのですか?」

「そうだな人の心配をしてる場合じゃないな」

******

そう師匠の言うとおり世の中にはいろいろな人間が存在する。最初はみんな親切だけど

『ランあなたどうしてそんなに綺麗なの?あなたって本当に素敵ね!』

『困ったことがあったら何でも言えよ!』

でもすぐにみんなまるで違う人のようになった。

誤解する人

『あんた令華が大河のこと好きって知ってるくせに大河に愛想をふりまいたんだって?』

『なんだ俺にだけ笑ってくれたんじゃねぇのかよ?』

勘違いする人 

『君は僕で弄んでるんだろう?こんなことならどうしてあの日僕にハンカチをくれたんだよ?』

そして

変わらずに優しい人。

『おかしな奴らだな。おい彼女のことを無愛想だって陰口叩いてたくせに笑ったら愛想をふりまいたとか言うのか?いったいどうしろってんだ?ハンカチはお前が汗でびしょびしょだから貸してやったんだろ!自分たちのいいように考えて相手を攻撃してんじゃねーよ!何で黙って突っ立ってるんだ?あんな奴ら相手にすんな!』

だけど、そんなふうに優しくしてもらうことも容易ではなかった。

『あの二人一緒に暮らしてるの?普通の関係じゃないんでしょ?』

『いやただの友達らしいよ』

『いわゆる友達以上恋人未満ってやつだろ』

『いきなり山の中から現れた不吉な女があいつを惑わせるなんて』

『メス狐にだまされたあの愚か者は救いようがないな・・・』

関係のない人からの評価は何も気にならなかった。だけど私と一緒にされて侮辱される親友のことは心配だった。

『ランそんなんじゃダメだよ彼のためにあんたが離れていくべきよ!』

『可哀想に彼は今とても困ってるんだよ!おまえから先に縁を切ったほうがいいんじゃない?』

『ほんとおまえって・・・自分勝手なんだな』

******

『どうして距離を置こうなんて言うんだ?そうか君にも事情があるよなだけどまたいつか俺の親友になってくれるか?』

『もちろんよきっとそうするから・・・』

結局その約束は守ることができなかった。それから少し経って彼が死んだからだ。一族の後継者争いに巻き込まれたらしい。

******

【現在】

セレニア
セレニア

(だからそれからは絶対に人との縁を切らず自分から先に近づくことに決めたのに結局何も変わってなかったのか?

近づこうとしてもうまくいかず近寄ってきてくれる人も押しやってしまい私はいつもこうして一人・・・)

セレニアが過去を振り返っているとビクトールが戻ってきた。

「ビクトール?何かあったんですか?」

「今は仕事がありますので行かなければなりません」

「ええ当然でしょう」

ビクトール
ビクトール

「だけどまた後でセレニアお嬢さんのところに行ってもいいですか?」

セレニア
セレニア

「・・・もちろんです。私もあなたとのおしゃべりはいつだって大歓迎よ」

******

「殿下ボルシェイク様がご出発されたそうですがもうそろそろ片付けられた方がよろしいかと・・・」

「そうだなこの辺にしておこう」

(何着着替えるつもりなんだよ。服も散らかって本もこのとおり・・・)

使用人はカイロスを見ながら思う。

カイロス
カイロス

(ビクトールがくれた本は全部読んで頭の中に叩き込んだ。スタイルも完璧だ。今日の僕は本当に・・・)

(今日の殿下は本当にメチャクチャ気合が入ってる)と使用人は思った。

第16話 感想

セレニアとバレリーとカイロスのすれ違いかんが半端ないですね。カイロスは予行練習でかなり張り切っていましたが本番はどうなるのか気になるところですwwww

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