第9話 ネタバレ
キースを壁に追いつめるジンジャー。
「ジ・・・ジンジャー怖いよどうしたの・・・」
「あんたと長話するのは嫌だから結論だけ言うわ。
よくも私に偽物のネックレスを渡したわね?」
「どうして」
「どうしてわかったのかって?あのピーみたいな女が本物をつけて来たのよ。あの輝きはこの偽物とは次元が違うもの」
「ジン・・・」
「黙れ30分あげる今すぐこの偽物と本物をすり替えてきて。もし失敗したら・・・あんたが一番恐れてるお父さんに婚約のこととあんたの浮気のことを相談するから」
******
(ジンジャーの言う通り輝きが全然違う・・・もし、すり替えに成功しても・・・偽物だって気づかれるのは時間の問題だ・・・)
「レラジエ遅いから心配したよ」
「あっキキ来る途中に馬車が故障してしまったの。やっぱりキキと一緒に来ればよかったわ」
「だ・・・だから言ったのに」
キースはレラジエが寄り添うと嬉しそうに腰に手をそえた。
「ところで今朝、僕があげたネックレス・・・つけて来てくれなかったんだね。つけるって約束したのに悲しいよ」
「・・・・・・キキ あなたがくれたネックレスはとても気に入ったけど今日はつけることができなかったの大事な日には必ずこの赤いネックレスをつけるようにというおじい様の遺言があって・・・」
(そんなに大切なネックレスなのに・・・盗まないといけないなんて僕の運命は過酷すぎる・・・)
「レラジエ・・・僕には君と恋する資格がないのかもしれない」
「どういうこと?顔色も悪いわ・・・何かあったの?話してキキの力になりたい。
ひょっとして・・・ジンジャーと何かあったの?」
(君って人はそんなに僕を想ってくれているんだね!!)
「ううん、そんなんじゃないんだ・・・そ・・・それよりその大切なネックレス外して僕に見せてくれない?」
(ダメな男でごめん!)
「そんなに美しいネックレスははじめて見るよ・・・じっくり鑑賞したいんだ」
「このネックレスを?」
(どうして、そんなにネックレスに執着するの?ここ最近ずっとこのネックレスばかり見てると思ってたけど・・・ずーっとネックレスの話ばかり・・・怪しい
きっとこのネックレスになにかあるんだわ!)
******
(いくら考えても・・・あのバカが任務を遂行できる気がしない)
おっそいわね・・・と考えるジンジャー。そこへ声が聞こえてきた。
「レラジエ!ご・・・誤解なんだ!僕の話を聞いて!すり替えようとしていたんじゃなくて・・・!」
(ほらね・・・)呆れた様子で2人を見るジンジャー。
キースに怒るレラジエは何かに気を取られる様子で足をとめた。視線の先にはイザナがいた。イザナも驚いた様子でレラジエを見つめる。
(小説の中の男女のように目が合う二人。それは私が必死に阻止しようとしていたラブストーリーのはじまりだった。心が傷まみれで愛を求めていたイザナと誰よりも愛されてきて人を愛す術をよく知ってるレラジエ。
二人は惹かれあいまるではじめから互いのために存在したかのように恋に落ちていく唯一の障害物である悪役『ジンジャー・トルテ』婚約者だけでなく一目惚れした男までも因縁の仲レラジエに奪われ嫉妬に狂う醜い生姜令嬢それが私に与えられた役割。
いくら足掻いても小説の内容に逆らうことはできないのね!)
第9話 感想
キースがネックレスのすり替えに成功させるなんてやはり無理がありすぎたようですねwwww
すり替える前にイザナとレラジエが出会ってしまいました。