ピッコマ『ありふれた転生女子の事情』第5話 ネタバレ&感想

第5話 ネタバレ

バレリー
バレリー

「覚えておいてちょうだい私がボルシェイクだってこと」

こうして最初のヤマを越えるやいなや

「しっかりと教育をし直します」と執事が謝罪をしていると「セバスチャン様ボルシェイク様ホーウィン補佐官がお越しいただきたいとのことです」メイドが呼びにきて、次の難関がやってきた

「ビクトール・ホーウィンです。ボルシェイク様お目にかかれて光栄です」と補佐官が名のる。

「ホーウィン?」

「はいビクトール・ホーウィンです。不手際がございましてボルシェイク様のお出迎えができず大変失礼いたしました」

「・・・いえ大丈夫です。急に決まった婚約ですからそういうこともあるでしょう。いろいろなことがスムーズに進まなくても仕方がないと思ってます」

ビクトール
ビクトール

(あれ?何か説明をされたわけでもないのにまるでこちらの進行状況を把握しているかのように・・・婚約者候補として調べているときも思ったがこの方ならもしかすると・・・)

ビクトールのニンマリした笑顔にゾックっとバレリーはした。

「わざわざこちらに起こしいただいたのはこれからのスケジュールについてお話するためです。公爵の女主人として知っておかなければならないことをここに簡単にまとめておきました。最初のページには婚約発表式の日程についての説明があります。何かご希望がおありでしたら・・・」

バレリー
バレリー

(女主人としてドウェロ家について学ぶことになるなんて

その上それを教えてくれる人が『ホーウィン』補佐官とは・・・)

「お疲れ様でしたでは夕食をゆっくりお楽しみください」

『セレニア・ホーウィン』確かにセレニアと同じ性だ公爵が自分の家族も同然の補佐官の性をセレニアに与えたということは彼女を自分の一番近くに置くためだろう

セレニアは・・・使用人たちは地位でコントロールすることができるけど

【バレリーの妄想】

「ただの書類上の手続きにすぎないがよろしく頼む。これは君と僕の婚約発表式の日程だ」日程表をわたす公爵。

「ああ はい。じっくり見てみま・・・あっ!」と足を滑らすバレリーを公爵は受け止めた。しかし、そこへセレニアが来て「セレニア!これはそういうことじゃなくて・・・」と慌てる公爵に「そういうことって何かしら?その方は誰なの?」とセレニアは笑顔で問い詰める。

「ごっ誤解しないでください!私は公爵様に関心などこれっぽっちもありません!ただ期間限定で書類上の婚約者に過ぎないので・・・」と弁明するバレリー。

「・・・婚約者って・・・あ~なるほど」とこたえるセレニア。

【現実】

バレリー
バレリー

(公爵から一番側近の性をもらった上に皇室とも繋がりを持っている女が恨みを晴らそうとしたらどんなことが起きるか分かったもんじゃない)

自分の妄想でゾクッとしたバレリーは急いで部屋まで戻った。

「あっお嬢様!お待ちしてました。さあ公爵様に会いにいく準備を・・・」

「ううんメイクはしなくていいわ。あのドレスじゃなくてドレスはあっちにあるのを着るわアクセサリーはつけずに髪は簡単に上でまとめてちょうだい」

できるだけ目立たないようにしないとと考えたバレリーはメイドたちに指示をだす。

「消化薬 実家から持ってきたでしょ?」とバレリーは言うと消化薬をもらって部屋を出た。

バレリー
バレリー

(お城は十分な広さがあるし私はそんなに長い時間ここにいるつもりもないから細心の注意を払っていれば

セレニアとは鉢合わせしなくてすむはず。やむを得ず合わねばならない公爵にも何の印象にも残らないようにしなければ『私はあなたに爪の先ほども興味がありません』という感じで・・・)

食事の席に着いたバレリー。公爵は少し遅れて来るとの話があった。バレリーが待っていると突然、真後ろから

「待たせてしまったな」と声がかかる。上を見上げるバレリーに「カイロス・ジッケロン・ドウェロだ」と公爵は名のった。バレリーも「バレリー・レア・ボルシェイクです」と続いて名のる。

あれ?建国記念祭のときはあんなにキラキラして見えなかったけど・・・距離の問題?近いから?圧倒的イケメンだとバレリーは思った。

「食事が口に合うといいのだが」

「あ・・・はい」

・・・もう気にしないで食事に集中しよう

食事中、セレニアが来たとの報告があった。突然のことにむせるバレリー。カイロスは「僕が彼女のところに行くから少し待ってくれと伝えてくれ。それからドクターを呼んで」と話す。

【バレリーの妄想】

「セレニア様カイロス様は他の女と一緒にいます」

「あらじゃあ片付けてやらないと!」笑顔で長椅子に横たわるセレニアは言う。

【現実】

バレリー
バレリー

(仮にも婚約者と会ってるときにこんな堂々と出てきちゃってもいいの?あまりにも突然すぎる!!)

「大丈夫か?」とハンカチを差し出すカイロス。だが・・・

ダメ!このハンカチは地雷よ!!とバレリーは首を横に振り拒否った。

それから何なの?この親切な態度は?もしも、あのドアを開けてセレニアがこの状況を見たら・・・それだけは絶対に避けなくちゃ!

「・・・ボルシェイク令嬢?」

椅子から立ち上がり逃げようとするバレリーにカイロスは声をかけた。

バレリー
バレリー

(そうよセレニアにカイロスから優しくされているところを見られるくらいならちょっとおかしい女に見えた方がマシだわ)

急に駆け出すバレリーに「ボルシェイク様??どっどちらへ行かれるんですか??いったいどういうことだ・・・」とてんぱる執事。

その後、カイロスまでバレリーの後を追う。

「止まれ、ドクターに見てもらったほうがいいと思うが」

どうしてついてくるのよっ!!

「具合が悪いみたいだけどとりあえず落ち着いて・・・」とカイロスは走るバレリーに手を伸ばした。バレリーの髪リボンに手があたりほどける。

「走りながら後ろを向いたら危ない・・・」

「ち・・・近寄らないでぇぇ!!」と言いそのまま倒れるバレリー。

第5話 感想

バレリーの妄想なのか?気になるところですね。どこまでが正しいのか謎です。倒れてしまったバレリーですが大丈夫なのか・・・な?

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