第9話 ネタバレ
過去が変わったことを知ったアリアは、護衛のジョンにカジノ事件について調査するよう伝える。
ジョンは昔の伝手の騎士からカジノ事件について探るが「それ以上関わらないほうがいいと思うぞ」と注意される。アリアが恐いジョンは諦めずに、アリアの砂時計を修理したお店に行く。
夜遅くに来たジョンを警戒する店主。ジョンは金を渡し、砂時計を修理しに来たことがあると伝えると店主は「お嬢様のおかげでチケットを売却し借金も返済できましたよ」と笑った。
店に入ると店主から飲み物を貰うジョン。それには睡眠薬が含まれていた。眠るジョンの背後に集まる謎の集団。
なんと、砂時計を修理に行った時に出会ったローブの男がいた。ジョンの顔を確認してロースチェント伯爵家の者と知り、カジノ事件のルプール子爵との関係を男は疑う。店主は通報料として金をもらい、ジョンはそのまま店で放置されることになった。
アリアはジョン以外の者からルプール子爵が捕まったことを知る。
(もういいわ必要なくなれば捨てればいいもの)
アリアに使えない認定されたジョン。アリアはしばらくの間ミエールの護衛をするようにジョンにいう。
(ルプール子爵は捕まったから計画通りね)
アリアは母に家庭教師をつけるようお願いする。アリアの候補を見た母は地位が低く見る目がないという。しかし、アリアの人選は将来爵位が上がる子をもつ親だった。
正確には、過去にアリアに求婚するがアリアが伯爵に捨てられたと知った時につつましそうな夫人のもとへ行かせた息子のいる家系。
アリアは今なら息子とくっつけようと必死になって楽に人脈を広げられそうだと考えた。アリアの思惑通りにアピールする家庭教師たち。
(私が狙うのはオスカーだけよ、ミエールの邪魔がしたいだけだけど頑張って奪わなきゃあなたの苦しみは私の喜びになるの!)
刺繍を教わるアリアはサラ先生をみて、こんなにも良い人だから不愛想な公爵も惚れたのだと考えていた。(ハンカチにあの模様を入れたのはたまたまよね)
抱きつきながらサラ先生が一番好きだと伝えるアリアはほの暗く微笑む。
「サラ先生には良い人と出会って幸せになってほしいです」
(そして私の力になって・・・こんなにも利用しやすいとはね・・・やっぱりサラ先生が一番好き・・・)
第9話 感想
サラ先生が入れた刺繍はたまたまなのか?意味深ですよね・・・また過去が変わりそうな予感がします。
利用しやすいサラ先生が一番好きとほの暗く微笑むシーンが9話で好きなシーンです。