ピッコマ『悪女は砂時計をひっくり返す』第18話 ネタバレ&感想

悪女は砂時計をひっくり返す

第18話 ネタバレ

「アリアお嬢様お誕生日おめでとうございます!」

お茶会で知り合ったお嬢様たちがアリアにプレゼントを渡した。

元気がない様子でお礼を言うアリアに「どこか具合が悪いのですか?」と心配する。アリアは「楽しみで昨日はあまり眠れなかったんです」と話した。

アリア
アリア

(オスカーは来ないのかしら・・・

手紙に今日来てほしいって書いたのに・・・!まだ届いてないとか?それとも本気で来ないつもり?誕生日とは書いてないけど)

落ち込むアリアは、楽団を呼んでおいてよかった。ジェシー・・・毎日聞いてくれてあがとうと思った。

場を和ませるため「お嬢様っ・・・プレゼントです!料理がでるまえに開けてみてはどうですか?」との声が上がり、それにみんなが賛同した。プレゼントをあけるとキラキラしたアクセサリーやオルゴールまであった。

「さっそくお部屋に飾ります!」とニコっと笑ってみせるアリアだが、いらないわね・・・ジェシーにでもあげようかしらと考える。

「アリアがんばって作りましたよ!気に入ってもらえると嬉しいです」とサラがプレゼントを渡す。貰ったアリアはその場で箱を開く。中には刺繍入りのハンカチと手袋が入っていた。

「まぁすごいわ!」「サラお嬢様が刺繍されたのですか?」と盛り上がる。

サラは「おそろいですよ~」と同じ刺繍のハンカチをアリアに見せる。

「こんな特技があったなんて知らなかったです!」「どうして隠していたんですか~」との言葉に「そういうわけでは・・・」と困った顔で笑うサラ。

アリア
アリア

(サラ・・・!あなたを味方につけたことはいままでで一番の選択だと言えるわ!感謝してもしきれない・・・!)

目をウルッとさせながら感動するアリア。

「アリアお嬢様ドレスとてもきれいですね!」「さきほどかけていた毛皮もとてもきれいでしたがどうやって手にいれたのですか?」

「あれは・・・すべてお父様からいただきました私にはまだセンスがなくて・・・」

アリアは父からプレゼントが届いた日を思い出す。

「伯爵様センスがおありですね!」「お嬢様は愛されているのですね~」

アリア
アリア

「そんな~」

(情報1つでこんなにも態度が変わるなんて伯爵がここまで扱いやすいとは思わなかったわ)

今年は毛皮が流行りそうですねと話していた。

アリアはもう1つ教えてあげなくちゃと考え「でも私は・・・一緒にもらったぬいぐるみが一番気にいってるんです」と話した。

「ぬいぐるみですか?」

「いつも抱っこして寝ています」と話すアリアに「私たちにもみせていただけますか?」と尋ねた。

アリアはジェシーにそのぬいぐるみを持ってきてもらった。いたるところに宝石がついたぬいぐるみをアリアは「この宝石の部分がとても可愛くて~お父様のセンスがいいのか私も気にいっているのです」とぬいぐるみを抱きしめる。

アリア
アリア

(ふふっあなた達とはレベルが違うのよ)

サラは「とても可愛いですね!」と話すが、周りのお嬢様たちはあまりの豪華さに若干引いている様子だった。

「こんなに宝石がついたぬいぐるみは初めてみましたアリアにぴったりですね」サラの言葉にお礼を言うアリアは私のおかげで稼いでるからね~と思った。

「素晴らしいです!想像していたより派手・・・可愛くて驚きました!」「ビックリですよ~」と続けて他のお嬢様たちも話す。

お菓子がズラリと並ぶと「感謝の意をこめて用意しましたので楽しんでください。食事を始めましょう」とジュースを片手に持ちアリアは言う。

「アリアお嬢様お誕生日おめでとうございます!」と盛り上がる中

ミエール
ミエール

「ここにいらっしゃったのですね探しましたよアリアお姉様。どうして呼んでくれなかったんですか?」

ミエールの言葉にザワつく。

アリア
アリア

「なにを言ってるの?体調が悪そうだったから・・・」

ミエール
ミエール

「言ってくれてもいいのに・・・わざと呼んでないのかと思いましたよ」

ニッと笑うミエール。アリアは「私がそんな・・・」と話し始めると言葉をさえぎるようにエマが花束を差し出した。

「お花をご用意しました。お誕生日おめでとうございます。楽しい時間をお過ごしください」とミエールが微笑み去っていく。

アリア
アリア

(妹のことをパーティーに呼ばないひどい姉だと思わせようとしたのね

どうしよう こんな時に砂時計をおいてくるなんて!いそいで部屋から持ってくる?でも時間が・・・走れば・・・でも間に合わなかったら?待って焦る必要はないわ)

「今日はミエールの体調がいいみたいで安心しました」とアリアが微笑む。

「どこか具合が・・・?」

「お父様とお兄様が家をあけていて寂しいんだと思います。それに私と母は・・・まだ距離をおかれているんです。だから今の私には・・・ミエールの寂しさを埋めてあげることは難しいと思うの・・・」寂しげに話すアリア。

「そんなことありません」とサラが言う。周りも「アリアお嬢様のせいじゃありませんよ」と慰める。

「大丈夫よそのうち時間が解決してくれると思うわ心配しないで」

「ありがとうございます」

アリア
アリア

(ほら、ねうまく対処できちゃった。ミエール・・・頑張ったのに残念ね

******

パーティーに来てくれたお嬢様たちを見送り部屋に戻ったアリア。ミエールからもらった花束を暖炉で燃やしながら今日のできごとを考える。

アリア
アリア

(私1人で解決できることなのに、どうしても砂時計を探してしまう・・・でも・・・あるものは使わないともったいないわ。

砂時計はタイミングよく使えるように準備しておこう。今回学べてよかった)

「お嬢様!いらっしゃいましたよ」慌てて部屋に入ってきたジェシーは言う。

「えっ?」

******

着替えのためバタバタするアリアたち。

その頃、ミエールにも報告があった。

「オスカー様が?」

「はい」

「いったいなんのご用で・・・?」

ミエール
ミエール

「それじゃあ・・・挨拶しに行こうかしら

ようこそオスカー様。今日はどのような・・・ご用ですか?」

第18話 感想

ミエールの攻撃に少し焦ったアリアでしたが問題なく対処できてよかったです。それにしても、せっかくイメチェンしたのに豪華なぬいぐるみとか持ち出して良かったのかなと思いました。

アリアが待ちに待っていたオスカーが来ましたがミエールに先をこされていまいそうですね・・・

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