ピッコマ『悪役が施す美徳』第59話 ネタバレ&感想

第59話 ネタバレ

「レラジエ様がお見えですが・・・いかがなさいますかお嬢様?」

ジンジャー
ジンジャー

(どうせまた喧嘩を売りに来たんでしょ?)

母「無理して会うことはないわ。アトランタ侯爵令嬢はミケルセン公爵令息とジンジャーを引き裂いたのだから。もちろん過去の話だけど・・・」

「そうよね過去の話。サラすぐに行くと伝えて」

******

『トルテ侯爵令嬢が陛下と正式にお付き合いされているそうですわ!』

『なんてこと・・・うらやましい』

舞踏会で話していた令嬢たちの言葉を思い出す。

レラジエ
レラジエ

でもどうやら・・・陛下の呪いは解けていないみたい。まだ私にもチャンスがあるってことよ・・・

(今のうちに二人を切り裂いておかないと・・・)

「事前の連絡なくやって来るなんてなんの用?友達でもないのに」

「いい知らせを耳にしたからお祝いしに来たのよ。社交界で陛下とあなたが交際していると噂になっているわ」

ジンジャー(フンッ!な~にがお祝いよ)

「気持ちはうれしいけど早く用件を話してくれない?午後から陛下とデートなの」

レラジエ(いい気になっちゃって・・・)

レラジエ
レラジエ

(・・・えっ?あのネックレスはまさか・・・ピンクダイヤ?入手困難なほど珍しい宝石)

「あぁ、これ?陛下から愛の告白と一緒にもらったの。私のために作らせた世界で一つだけのネックレスらしいわ~」

「・・・・・・」

ジンジャー(悪役に逆転された気分はどう?というか・・・レラジエが悪役よね。私の恋人や好きな人をことごとく奪ってったんだもん)

「そう・・・本当によかったわねジンジャー」

レラジエ
レラジエ

「でも・・・いつまで続くかしら?もう忘れたの?これまでの男たちを」

優しいのは最初だけ・・・

すぐに心変わりしていなくなっちゃう

「陛下も同じだと思うけど・・・?」

「・・・・・・わざわざそんなことを言いに来るなんてよっぽど余裕がないようね」

「あら、そう見える?私はあなたを心配して言ってるのに・・・また誰かに奪われたら大変じゃない」

ジンジャー(この女マジで!💢)

「話はそれだけよ帰るわ」

レラジエ
レラジエ

(わかりやすい子。心を読まなくたって顔に書いてある。私よりこんな単純な子を選んだなんて理解できない。でも今に見てなさい・・・)

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「あぁ~っ、あの女!あの鼻へし折ってやりたいわ!」

ケーキをやけ食いするジンジャー。

「そういえばもうすぐイザナの誕生日だ・・・」

******

翌日

グツグツ

「お嬢様・・・ま・・・まさか・・・」

「そのまさかよ料理の練習してるの。味見させたりしないから安心して」

その言葉に怯えていたメイドが明るい声で「どうして急にお料理の練習を?」と尋ねる。

ジンジャー
ジンジャー

「もうすぐ陛下のお誕生日だから何か特別なものをあげたくて・・・いい加減お料理上手になりたいし・・・」

******

数日後、宮殿

「あらまた会ったわね?」

ジンジャー(レラジエ・・・)

「ツイてなさすぎ」

「そういうことは言葉にしないでもらえるかしら?それは何?」

「フフッ・・・愛情たっぷりのラブラブスープよ」

「間違いなく生姜スープね」

ジンジャー
ジンジャー

「うっ・・・練習中なの。まだまだ先は長いけど・・・陛下のお誕生日においしいものを作ってあげたくて」

「陛下も日に日に成長する私の料理の腕前にきっと感動・・・ってなんであんたにこんな話までしないといけないわけ?それじゃもう行くから」

「・・・・・・」

******

イザナ「料理を・・・練習?」

「はいっ!!もうすぐ陛下のお誕生日ですから~!陛下はなんだってお持ちだから何を差し上げたらいいかわからなくて。

どうしようか考えていたところ・・・才色兼備の私が唯一苦手なのがお料理だってことを思い出したんです。

陛下のために腕を磨くことにしました!お誕生日にはおいしいものを振る舞いますね!ということでどうぞお召し上がりくださ~い!」

「俺はもう前に食べたことがあるからいい——」

「ノーとは言わせません。これから毎日お料理を持ってきますね。そうやって私の愛に染まっていくのです・・・」

ジンジャー
ジンジャー

「そのうち私の手料理じゃないと食べられなくなっちゃうかも?」

イザナ
イザナ

「その日がくるのを楽しみにしてる」

イザナがクスッと笑いジンジャーの額にキスをする。

******

【レラジエside】

コンコンッ

「入って」

「例のお品をお持ちしました。

少量ずつ摂取することでゆっくりと中毒となり一定量の毒が蓄積した時点で意識を失い倒れるそうです

「ジンジャーの家に忍び込ませてあるメイドに連絡した?」

「はい名前はドロシーでジンジャーお嬢様の側近とも仲良くなれたそうです」

「これを渡しておいて」

レラジエが赤いネックレスを渡す。

「これはお嬢様の大切な・・・」

「ドロシーに伝えて。陛下の誕生日パーティーでジンジャーが着るドレスにそれを縫いつけておくようにと」

使用人がオロオロする。

「まだ何かあるの?」

「もし・・・陛下が致死量を摂取されたら・・・」

「あぁ、それは心配しないで命に支障はないはずよ。三日ほど麻痺と高熱に苦しめられる一種の麻痺毒なの。

何より・・・陛下がジンジャーの手料理を食べるわけがないから」

レラジエ
レラジエ

ジンジャー・・・残念だけどあなたの未来は小説の結末よりも悲惨なものになると思うわ・・・

私がそう仕向けてやる

第59話 感想

レラジエが毒を仕掛けようとしてますね。イザナはなんだかんだ食べそうですが大丈夫なのかな。そしてジンジャーは自分の料理の味見をしないのかなwww

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