ピッコマ『ある継母のメルヘン』第9話ネタバレ&感想

第9話 ネタバレ

日常と違和感

ルクレツィアとヴァレンティノが屋敷に滞在して数日が経った。過去に全ての親戚をこの場所から追い出した後に訪れた寂寞とは異なり平凡な日常だけど奇妙な違和感が漂っていた。

シュリー
シュリー

(もしかして私は誤った選択をしてしまったのではないだろうか)

追悼招宴

屋敷で順調に書類を処理するシュリー。次の急ぎの案件は追悼招宴かなと考える。

「ヨハネス・フォン・ノイヴァンシュタイン故人は生前、陛下を輔弼し国家の復興のために全面的に力を尽くしてきました当然その功績は称えられるべきでありこの場の議員の皆様へ追悼招宴を提案させていただく次第でございますノイヴァンシュタイン家は現在 葬儀と財産権などの管理で余裕がないことを考慮し必要な場所と資金はニュルンベル家で負担いたしましょう皆様のお考えをお聞かせください」とニュルンベル卿は話す。

「国の重要人物であったことは確かですし聖誕祭の前に短く行うのであれば問題ないでしょう」と貴族議員会のハインリッヒ公爵が言うとその場にいた者も賛成した。シュリーはハインリッヒ公爵に意見を聞かれシーンとする会議のなか私も同意しますと言った。

その時のことことを思い出すシュリーは、なんて嘘~と同意しますと言った言葉をポイ捨てするシュリー。

招宴の開催は当主としての決定能力を証明すると同時に家の全ての機能が主人の管理の下、安定的にその役目を果たしていることを示すチャンス!ニュルンベル卿は心から私を心配して配慮してくれたのだろうけど・・・!

シュリー
シュリー

「もう大丈夫!!私1人で充分やり遂げられる!」

やることが山積みだわ~と張り切って仕事をするシュリー。唖然とした様子でロベルトが部屋の扉から覗いていた。

使用人の密会

仕事に集中しすぎたシュリーはグウェンが止めに来て夜更けに気づく。怒られる前に家を一周してくると言いその場を脱走した。ランプを持ち暗い廊下を歩いていると、ヒソヒソと声が聞こえる。こんな時間に誰だろう・・・?と思い近づくと男とメイドが1人いた。

男

「どうせもうすぐいなくなる人間だすでに多くの者が背を向けたこの場所で長く暮らしたければ誰の下につくべきかよく考えるんだなお前も賢明に・・・誰かが来たようだな・・・」

スウッ・・・といなくなり、その場に驚くシュリーだけが立っていた。

違和感の正体

シュリーは食事中にレイチェルとエリアスに授業はどうか尋ねる。笑顔で無言になるルクレツィアと「別に・・・普通だよ・・・」とこたえるエリアス。

ルクレツィアは普通なんて叔父様が毎日熱心に教えてくださっているじゃない!レイチェルは厳しい先生が怖いのね~と言う。

シュリーが歩いていると「ハンカチを落とされましたよ」と声がかかる。見るとレースの白いハンカチが差し出された。ハンカチを受け取る時に騎士が小声で話す。

騎士
騎士

「アルベルン団長が秘密裏に謁見を望まれています」

「・・・分かったと伝えてちょうだい」と返事を返すシュリー。

アルベルンが部屋に入るとそこには執事長のロベルトとメイドのグウェンがいた。驚くアルベルンに「驚く必要はないわ私が呼んだ客人たちだから」とシュリーは言う。

シュリーはアルベルンにハンカチは誰の趣味だったのかを尋ねる。うっと返答に困るアルベルン。

シュリー
シュリー

「・・・執事長を通して正式な方法で私に伝えるのではなく他の手を使ったということはあなたたちの間でも何か問題が起こっているようね」

「ここにいる人たちは私がこの屋敷で最も信頼を置いている主任者たちでもこんな状態では私はこれからどうやってあなた達を信じていけばいいの?」

アルベルン
アルベルン

「・・・実は・・・今まで奥様が黙認されていらっしゃるのではないかと思っておりまして・・・」

シュリー
シュリー

「何を?」

アルベルン
アルベルン

「剣術の訓練時ヴァレンティノ卿がエリアス様に与える躾のレベルが懸念されるという騎士団内の報告がございます お子様方の教育は全面的に奥様の権限ですので」

エリアスが・・・!?と驚くシュリー。

「我々がむやみに介入できる事案ではありませんが状況が少しずつ悪化しており奥様に報告させていただけるよう執事長へ要請をだしたのです。しかし返事をもらえず・・・」とアルベルンが言うと

「ちょっと待った!」と慌てる執事長は「騎士団からそんな要請はうけてないぞ!エリアス様についての話も初耳だ!私は奥様が間もなくこの屋敷を離れるというお話のために呼び出されたのだとばかり・・・」

ロベルトの言葉に「えっ!?」と驚くグウェン。

「一体どういうことですか?」「使用人たちの間で広まっている噂だが・・・」「そんな話聞いたことありませんよ!」と重要責任者3人の疎通ラインが遮断された。私に接する使用人たちの違和感。奇妙な動揺。昨晩の後継。

シュリー
シュリー

「ロベルト騒ぐのはやめて今すぐ他の人たちに知られないように集合させてちょうだい使用人全員を」

・・・やっと分かった

第9話 感想

知らないうちに重要責任者3人の疎通ラインが遮断されてると気づいたわけですがこれからどうなるか気になりますね。

レース付きの白いハンカチが団長の趣味だったのか気になりますwwwあれをわざわざこの時のためにそろえたのかな・・・・?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください