第12話ネタバレ
兄のカインとオスカーは寮に戻った。ショッピングに行っていた母はオスカーが来ていたことに驚く。
「オスカーはどう?」
「別になにも」
「そうなの~?いいチャンスだと思ったのに・・・」
残念がる母に、アリアはうまくいってるはずだからそんなに残念がらないでと思っていた。
オスカーからプレゼントが2つ届く。ペン先のお返しだと屋敷のメイドは思い、大きな箱を2つも贈るオスカーはミエールお嬢様を特別に思っているとヒソヒソ話していた。お返しは何にしようとドキドキするミエール。
そこへ、使用人からオスカーからの伝言があると伝える。なんと贈られたプレゼントはミエールの分とアリアの分だったのだ。シーンとする空気のなかミエールはアリアの方をふりかえる。
アリアはハンカチを渡したお返しかとと可愛く頬を少し染めて話す。アリアの言葉に「ハンカチ!?」と驚く使用人たち。ミエールは目を大きく開き瞳にはアリアの姿を映していた。
お手紙もふたつあり、内容を気にする周囲にアリアはたいした内容ではないと思うからミエールの手紙を読むほうが盛り上がるかとと話した。エミールはそれでもアリアの方からと言うが婚約の話が出ているミエールへのラブレターの方がみんなは気になるのではと話す。
その言葉にエミールは私が先に読むからアリアも読んでと言ってきた。アリアはフフッと小さく笑い、大勢の前で勝手に手紙を読むのはオスカーに悪いからとアリアは辞退する。
それよりもプレゼントが気になると話し、先にプレゼントを開けてもらう。オスカーからのプレゼントにはドレスと靴それと薔薇の形のピンが入っていた。アリアはピンだけを付けてミエールへのプレゼントが見れなくて残念だわと話して去っていった。その姿に手紙を握りしめ悔しがるミエール。
アリアはその頃、馬車の中で手紙を開きハンカチのお返しです受け取ってくださいと簡単に書かれた手紙を読む。やっぱりみんなの前で読まなくてよかったと思うアリア。
自分の格好が可哀想に見えたからドレスにしたのだろうと思うアリア。おかげでミエールが誤解していい反応をもらえたと喜ぶ。お返しは何がいいか考え一番高い宝石を扱う店に寄るようにはなす。
その言葉にうつむくジェシー。ジェシーはアリアが無駄遣いをすると勘違いしているのだと気づきオスカーへのお返しを選びに行くことを伝えた。その言葉に喜びをあらわすジェシー。
(ジェシー私はもう以前のようなアリアじゃないのよ一生懸命か弱い女の子を演じているあいつのウソを全て暴いてやるのこの私がね)
サラ先生のお茶会で仲良くなった方たちと会うアリア。ピンが輝いてると褒めてくれていた。アリアはがプレゼントの刺繍入りハンカチを渡していると彼女たちの家族もアリアに会いたいと話していたと伝えた。みんないい風に話してくれたのねとありがたく思うアリア。
帰る頃になるとサラ先生を思って参加してるけどずっとは無理、本当に意味のない集まりだと思うアリア。イライラしているとアリアは馬丁が変わっていることに気づく。
腹痛で変わったと話す男。アリアは私に許可なく帰ったの?と聞いた。詳しくは知らないと話す男を確認するように指示する。男は30年以上ここで働くもうじき定年するものだと分かった。しかし、どうして言わなかったのかと問いただすアリア。
(気づかなかったら・・・殺されていたかもしれない私はすでに侍女たちに騙されてバカなことをしでかしたことがあるんだから
ミエールならなんだってやりかねないわ使えないやつばかりつけて・・・私を危険に晒すなんて!)
もし男がナイフを持っていたら、エミールがそのナイフを男に渡していたらと考えるアリア。
(ミエールあなたって本当に・・・想像をはるかに超える悪女なのね・・・?以前のようないじめとはまた違う私が成長しているようにあなたも本性が出てきたわね・・・ミエール)
第12話 感想
ついに物語が動きだした~って感じがしますね。アリアと同じようにミエールも拍車がかかっているようです。過去とだいぶ変わりそうな展開ですね。もしも、アリアと同じでミエールも過去をやり直していたら勝負がつかなそうな感じがします。