第6話 ネタバレ
処刑された日を振り返るアリア。
あなたが苦しむ姿を見るのが好きなの
寂しいですアリアお姉様
シンプルなドレスを買いたいアリア。しかし、アリアのおかげで財をなせた伯爵はアリアが贅沢をしていないと驚くかなと考えていた。「燃やしてしまって・・・私がいけなかったんです・・・」と伯爵に泣きつけばいけるかもと思うアリア。
店主はアリアに「大したものではございませんがごゆっくり」と声をかける。アリアは店主の大したものではないとの言葉に1年前はどう頑張っても買えなかったのにと思うのだった。
次々と服を選ぶアリアは上の階の方が質が良いものが揃っていると話す店主に断る。選び終わると店主は待っている間にとクッキーを出してくれた。お菓子よりもお料理で腹を満たすなんて考えられなかったと昔を振り返った。
店から出たアリアは仲良く歩く二人の貧しい子供たちを見かける。過去の思い出と重ねるアリア。そこへ、新聞の貸し出しをする声が聞こえた。その声に、子供のころに出会った新聞の貸し出しのハンスのことを思い出した。ハンスは馬車にひかれて亡くなってしまったらしいが・・・。
アリアはジェシーに新聞の貸し出しをしている青年から新聞を定期的に買ってきてほしいと頼む。貴族新聞は情報誌と変わらないが、市民が読む新聞には噂がたくさんあるからだ。
カジノや奴隷、人身売買などの事件について皇太子が明かした。奴隷制度といってもただいうことを聞く家畜がほしいだけでしょと思ったアリア。殺すにせよ生かすにせよ相手次第。アリアは過去の人生で義兄が自分を処刑場まで追い詰めたことをある意味すごいと思う。
アリアは幼い頃は理解し難かったけど皇太子が何か問題を解決するたびにみんなが褒めたたえてたと思い出し、皇太子を味方につけるのは会ったこともないし住む世界も違いすぎるから無理よねと諦めるアリア。
砂時計を取りに店に入ったアリアは何度か来たことがあるけど覚えてるかなと思う。修理に出していた砂時計を店主から受け取り品を確認するアリア。バラバラだった砂時計はきれいに復元せれており腕がいいおじさんと思うアリア。
懐かしさを感じるアリアはその後も少し店内をみようかなと思った。そこへ、アリアの横を通りすがったものにゾクッとした威圧感を感じる。護衛も何かを感じたのか戻るか尋ねた。それに同意するアリア。
(せっかく新しい人生が始まったんだし危険な目にはあいたくないわ)
店を去ろうとしたアリアは店主の後ろにあるチケットに気づく。まだ懐かしさが残っていたせいか、それとも腕のいい店主に感謝を伝えたかったのかアリアは店主にその競売参加チケットは払い戻した方がいいと話す。
不思議に思う店主にアリアは使えないからと教えた。カジノが主催する競売参加チケット。ギャンブルや高級品の競売で人が集まるが、店主は金もないのに借金しながらチケットを購入したのだろうと予測する。しかし、もうじき皇太子によって禁止になるものだから・・・。
戸惑う店主にあとはあなた次第よとアリアは言う。子供に言われても聞かないかと思うアリアはそのまま立ち去ろうとしたが・・・。後ろにいた護衛が突然倒され、アリアの腕をガシッと摑まれ引き寄せるフードを被った男。
「どういうことだ?」
!?
「なぜそんなこと言ったんだ?なぜかと聞いてるんだ」
(どこかで会ったような・・・あの目)
「聞こえないふりをするなら手を出すしか方法はないな」
第6話 感想
ミエールがアリアにあなたが苦しむ姿を見るのが好きなのと微笑むシーンが残酷だけど好きでした。
ついにヒーロ登場かな?